SiI3124のFLASH書き換えで試行錯誤


PCIFLASH.COMを書く前には色々と試行錯誤しました。その記録です。スラリンさんから教えていただいたのですが、特に初めの頃はSATA2EI3-LPPCIはSiI3124-2が載っているものの、PMCのFLASHチップが載っており、FLASHERがこんな石知らんと弾くらしく、現状では当時は書き換えできないそうでしたのでPm39LV010を書きかえられるようにPCIFLASHを書いたわけです。最近は知らない石に関してはUPDFLASHがFLASHのコマンド体系を選択させることで対応を図ったようです。なお、Pm39LV010はSST39F010とかと同じコマンド体系で、IntelのFLASHとか、WinbondのW29EE011とかとは別のコマンド体系になります。まあ、間違って選択してもFLASH-ROMが全消去されるだけですのであらためて書きこめば良いだけですが。

SiI3124のFLASHインターフェースを利用しての書き換え

触った瞬間に落ちたので、やる気ナッシングです。

DOS

うちではどいつもこいつも(PC/AT互換機でさえ)DOS用のFLASHユーティリティが動作しませんでした。なんかBIOSの中に飛び込んでくるんですよね。

Windows2000

おそらくPC/AT互換機では正常に動作するんでしょうが、PC-9821でソフトウェア的に起動阻害を逃れた場合、拡張ROMエリアにBIOSイメージが残ります。その状態ではポートドライバ、付属ソフト(転送モードの表示や書き換えソフト)、一切が正常に動作しません。スラリンさんから教えていただいたのですが、まりもさま作のnoATboot(や拙作NO-AT機能)でBIOS実行阻止をした場合、PCIセットアップで拡張ROMエリアを塞ぐと初回でも書きかえられるときがあるようです。AT互換機用の拡張ROMが出てこないからだと推察します。他に、書き換え後ブートドライブとしてインストール時の留意点として、Service Pack 3 CD-ROMを要求されます。

Windows98

公式対応OSではないのですが、結局PC-9821では書き換えに関して一番素直に動作します。コンパネ中のSiI3124ドライバをインストールしたときに一緒に導入される書き換えユーティリティを利用します。


Valid HTML 4.01 Strict