日立PHSに汎用ヘッドセットなどでハンズフリー


武肺爆發後から電話対応の雑務が増えて、職場の業務用のPHSに4極ヘッドセットをつなげればなあ、変換ケーブルなどを自作したいという要求があり調べました。PHSの型番は日立のHI-D6PSIIです。ハンズフリーにしないとパソコンに両手で入力するのに不便ということと、PHSを他人とシェアする際に感染対策の面から需要がありそうなのに、情報が出てこないのでとりあえずまとめました。あると大変便利です。また時間があれば写真とかを足します。もちろん、純正品とか、サードパーティ製のヘッドセットも世の中にはあるのですが、かなりいい値段で個人もちで買うと費用対効果悪すぎな印象です。職場が買ってくれないとか、たくさん必要という場合にこういう方法もあります。

PHS側ピンアサイン

2.5mm3極端子が採用されており、先端から順にマイク、ヘッドホン、GNDのピンアサインです。タクトスイッチをマイク端子とGNDの間に入れておいて押すと、「リモートスイッチ」という機能で、メモリ番号000に登録されている番号に発信します。デフォルトではこの機能はoffになっています。後から知った話ですが、実はこれは往年のMOVAとかの携帯電話のピンアサインと同じなのでそのまま流用できるようです。(私が最初に持った携帯電話が2008年でFOMA N905iなので、全く知らなかった)。なお、電気的特性の資料を見つけることはできませんでした。

PC、携帯電話用ヘッドセットのピンアサイン

日本国内に2020年現在出回っているのはCTIA規格というのがほとんどのようなので先端からLeft、Right、GND、Micのピンアサインです。一番付け根がmic端子なのに注意が必要です。タクトスイッチもMic-GND間に入っています。

変換ケーブルの作成

2.5mm 3極端子、3.5mm4極端子ともに入手性が悪いです。基本的にはこの変換とマイクくらいは職員でシェアしても良いのではないかと思うので、これをいくつか作ればよいかと思います。

CTIA4極-2.5mm3極変換

100均のイヤホンマイクとか、ゲーミングヘッドセットを流用するパターンです。送料次第ですが、2本作って200円くらいでしょうか。amazonで同等品の変換ケーブルが8000円位で売られていて、驚愕しました。(作って売ったろうかと思いました)。

マイク、イヤホンを別に用意

こっちのほうが好みのイヤホンを使えて、選択肢が広がるのでいいんじゃないでしょうか。

他に検討したもの

2.5mm3極端子

マイクとイヤホンをCTIA4極プラグに変換

ヘッドセット

つぶれたイヤホンなどを流用

プロトタイプは、左耳がだめになっているイヤホンの左耳をはずして、そこにマイクをつなぐというので行きました。それに上記の2.5mmに変換するアダプタをつないで一丁上がりです。安く上げるなら100近のヘッドセット(スマートフォン用ハンズフリーステレオイヤホンマイク 両耳タイプ XYZ-13Cなど)を買って途中で結線を入れ替えたらよいでしょう。


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