ISD-300A1をWindows98で使う


2005年頃、イオシス日本橋5丁目店で売られていたIEEE1394 & USB2.0の5' 外付けケースの話題です。ガワの上面にはPRO-G www.pro-g.co.jp/とあります。livedoor系列の製品ということみたいです(汗)。元々のモデルが分からないという事情もあり、ガワを開けてチップが何かから攻めていくことになります。

変換チップ

ガワを開けてみるとこんな感じでした。

ドライバをインストールしてみる

In-system自体もCypressに吸収されてしまっており、純正のドライバは見つけられませんでした。仕方がないので、同じコントローラを使用している製品を探すことになります。具体的にはASK selectの「Hot Butter」、玄人志向の「USB2.0-DAT」、挑戦者の「SOTO-5iU」、IOIの「U2EIDE25-1, U2EIDE35-1, U2EIDE525-1, U2FWEIDE35-1, U2FWEIDE525-1, USB-300MR, U2FW-IDE01, USB-121S, USB-121i」などがあります。ところが、これを解凍してデバイスインストール時に指定したり、「デバイス一覧を表示」から「ディスク使用」で指定してもインストールが正常に終了してくれませんで、!マークがつきっぱなしになります。

原因切り分け

標準でUSBマスストレージクラスのドライバを持つWindows2000のマシンに繋いで変換チップが死んでいないか、変換チップとCD-RWドライブの相性が出ていないかまずチェックしました。その結果異常無しです。

INF書き換え

どうせINFファイルの問題だろうとあたりをつけます。USBデバイスのベンダIDとプロダクトIDを知るにはにUSBViewというツールがあります。これをダウンロードし、現在接続されているUSBデバイスの一覧を取得します。すると「idVendor:0x3739」「idProduct:0x0000」と取得することが出来ます。これをTPP300.INFの然るべき箇所に他の例を参照しながら追加してあげます。これにより動作するようになりましたとさ。めでたしめでたし。


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