PA44SO40DAはGRID社 CHIPMAXでPSOP形状のFLASH-ROMを焼くためのアダプタです。読者の方から貴重なコメントを頂きました。まず、ピンアサインを間違えていると。まさにその通りで、PSOP 23-44pin - DIP 21-40pinが逆になっていました。初代CHIPMAXは40 pinまでしか接続できませんので、44pinを40pinに変換する必要があり、27C4096と同じピンアサインに変換していると。やっと納得がいきました。そういえば私も買う前はピンアサインだけでも知りたかったので、調べてみました。ただ、時間の無駄とかを考えると、私的には出来合いの製品を買うことをお勧めします。
DIP40pin-SOP44PIN 1-1,44232-3 3-31364-29385-27406-25427-22 8-20 9-18 10-16 11-12,13,GND 12-303713-283914-264115-244316-21 17-19 18-17 19-15 20-14 40-2,23,VCC21-2,44,VCC39-4322-2438-3423-3337-3524-3236-3625-3135-3726-3034-3827-2933-3928-2832-4029-2731-4130-2630-3231-3529-4232-2528-433-427-534-526-635-625-736-724-837-823-938-922-1039-1021-1140-1133-BYTE34-BYTE
DIP40 | SOP44 | SOP44 | DIP40 | ||
---|---|---|---|---|---|
Vpp,RP | 1 | 1.44 | 2,23-VCC | 40 | WP,Vcc |
A17 | 2 | 3 | 43 | 39 | WE |
DQ15/A-1 | 3 | 31 | 34 | 38 | A16 |
DQ14 | 4 | 29 | 35 | 37 | A15 |
DQ13 | 5 | 27 | 36 | 36 | A14 |
DQ12 | 6 | 25 | 37 | 35 | A13 |
DQ11 | 7 | 22 | 38 | 34 | A12 |
DQ10 | 8 | 20 | 39 | 33 | A11 |
DQ9 | 9 | 18 | 40 | 32 | A10 |
DQ8 | 10 | 16 | 41 | 31 | A9 |
CE/GND | 11 | 12,13-GND | 32 | 30 | GND |
DQ7 | 12 | 30 | 42 | 29 | A8 |
DQ6 | 13 | 28 | 4 | 28 | A7 |
DQ5 | 14 | 26 | 5 | 27 | A6 |
DQ4 | 15 | 24 | 6 | 26 | A5 |
DQ3 | 16 | 21 | 7 | 25 | A4 |
DQ2 | 17 | 19 | 8 | 24 | A3 |
DQ1 | 18 | 17 | 9 | 23 | A2 |
DQ0 | 19 | 15 | 10 | 22 | A1 |
OE | 20 | 14 | 11 | 21 | A0 |
33-BYTE |
This table about pinassign of PA44SO40DA was drawn by a reader. He also pointed me that pinout of DIP side of it is the same as that of 27C4096 (Former edition of ChipMax accepts upto 40 pins). I really appreciate his work and technical information.
このアダプタではピンアサインを見て分かりますように、SOPの44pinすべてがどこかにつながっており、ワード書き込みが可能になります。写真にあるように、#VCCと#GNDと#Byteはジャンパポストまで引き出されており、word、byte書き込みを選択するようになっています。
28F400などはbyte書き込みが可能なので、400Kbit=512KByteのFLASHが書き込めるようなPCIデバイス(IntelのNICやSilicon ImageのSiIシリーズなど)経由で書き込んだりもできるはずです。ただ、そのためには2つ問題があって、
特に前者がうちではあまりまともなものができませんでした。具体的には、Openoffice Drawでパターンを引いて感光基板をエッチングしてプリント基板を焼いて、2枚背中合わせに貼り付け、上面にはSOPソケット、下面にはピン(リード線を剥いたもの)となるようにし、28pinのDIPソケットに挿さるようにしました。しかし、機械的に満足の行くにはなりませんでしたので、やめました。初稿を書いた当時とは違って、最近は両面プリント基板も安く外注できるようになってきたので、PCIボードに変換アダプタを載せるというのも現実味が出てきました。繰り返しますが、時間の無駄とかを考えると、私的には出来合いの製品を買うことをお勧めします。繰り返し使えていいですし、楽チンです。CHIPMAX2では48ピンまでそのまま載るんですね。ChipMax2 28F200。そちらは40pinへの変換無しで直結のアダプタが掲載されていますPA44SO44D。