Silicon Image社製4チャンネルPCI-SerialATAコントローラSiI3114用のPC-9821向けDISK-BIOSです。下記SiI680用のを若干手を加えて動くようにしたものです。この石のドライバではATAPI機器がWindowsでUDMAモードで動作します。SATA-PATA変換(いわゆるドングル)との相性問題（少なくともSiI3611を用いた製品では経験があります）さえクリアできれば結構いいです。自作BIOSベンチマークに転送速度を掲載しました。ところで、山猫では安定動作しません。今度こそH/W的な問題でどうしようもない問題ではないでしょうか。RvIIではα1.0(PIO版)しか動作しなかったときにAimさん他から詳細に報告頂いているのですが、全然駄目そうだと感じていました。しかしα2.2(バスマスタ版)では恒例のWindows98インストールでチェックした程度では手元では問題が起きませんでした。原因はBIOS(α1.0)が良くなかったのか、RvIIの個体差なのか、ボードの個体差なのかはたまたもっと複雑な組み合わせなのか、色々解釈は可能ですが注意が必要です。なお、バスマスタDMA転送は、Windowsのインストール中にこけたりなどしていませんが、PIO転送版の方がより安定していると思います。SiI680用のバスマスタBIOSよりはましな出来だと思いますが、バスマスタ転送版がうまく行かなかった場合、PIO転送版を試してみてください。なお、SATA2RAID-PCIX（玄人志向）はSiI3124が採用されていますが、これは石の造りが全然違います。非常にインテリジェントになっている模様（CPU負荷、転送速度ともにSCSI並のパフォーマンスが出るかも？）で、当BIOSを少し書き換えただけでは絶対に動きません。